山喜

grassroots-humantechnology




山が喜ぶ、草の根運動を人の手で‥



山喜 grassroots-humantechnologyを日本語に訳すと”山が喜ぶ草の根運動を人の手で”という意味になります。


自分たちが暮らし、遊び、多くの恵みをもたらしてくれる、山や森に感謝し、地元の資源に目を向け、持続的に利用し、幸せで持続可能な、産業や生活を目指し、環境に配慮したモノ作りを目指しています。


また、私たちが未来に向けて遺しておかなければならない、地球基準の原点とも云うべき『森』を、健康で、恵み豊かな森林にして行かなければなりません。そのためには利用者側の意識や姿勢の変化が不可欠となります。


私たちは『活用して、学んで喜ぶ。やってみて喜ぶ。遊んで喜ぶ』を理想としたモノ作りをこれからも心掛けて行きます。







制作 山喜ウッドコア





始めに

山喜ウッドコアの原材料は、信州で育ったカラマツ、南木曽のヒノキ(間伐材など)を使用しています。


一枚一枚、GREEN.LABメンバーにより手作業で作るカラマツ、ヒノキをミックスした山喜ハイグレードミックスウッドコアと、カラマツの集成技術により,節とヤニの部分をカットして集成(つなぎ合わせた)エコカラマツウッドコアがあります。こちらは柾目のカラマツを厳選し、工場で集成材の機械で制作されております。


植林された森は、木を使う事で循環し蘇ります。

間伐された木から

乾燥をすませたカラマツ、ヒノキ間伐材や大きな大木の残材からスノーボード・スキーに使える木材を選ぶ。


3cm×1.5cm角の細長い材に加工。

木の選別

さらに材料の木を丁寧に選別し、
ウッドコア一枚づつに必要な材を並べる。

接着剤を塗る

選別した材を並べ、側面にボンドを塗る。

圧着

ボンドが乾かないうちに,手際よく一枚づつ、
一本一本の材料をはり合わせる。


張り合わせたら、大きなクランプで一晩圧着。

表面を整える

一晩圧着させたウッドコアからクランプを外し、両面カンナにあて、仕上がりの10mmまで表面が平らになるように削る。

完成

木口をカットし、スノーボードの長さに合わせて全体の長さを整え、山喜ウッドコアの完成。


その後、工場に発送し、スノーボードに生まれかわります。